HSP ~ 繊細さん ~

コロナに関連して、

どうしても触れずにいられないことは、

今年に入りメンタル面でのバランスを崩されている人

が多いということ。

 

今回はメンタル面の話題で気になったことを

私見で取り上げていきます。

 

「繊細さん」という言葉で有名になった概念に

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)

というものがあります。

 

 

HSPは性格特性(気質)のひとつであり、

大まかにいうと「繊細な人」を指すものです。

 

米国の心理学者であるエイレン・アーロン博士が

世界に広めた概念として有名になりました。

 

他人の言動や感情への共感性が高く

音や光などの外部環境からの刺激に対し、

とても敏感

 

といった特徴があります。

 

心理学者のデータでは人口の2割ほどがHSPではないか

と言われています。

 

HSPの特徴として、

・周囲の空気を読み過ぎる

・人間関係にすぐ疲れてしまう

・外部からの刺激に対して敏感

 

先ほど述べた音や光の他にも、

天気天候の変化

五感で体感する刺激に対し

過度に敏感だとも言われています。

 

所謂、

生きにくさに繋がりやすいとの理論につながります。

 

人の考え方に影響も受けやすかったり、

自己否定をしやすい。

 

人混み等ももちろん苦手で

繊細であるがゆえにストレスが

かかってしまう。

 

ただ、HSPは何らかの病気・障害ではなく、

人が誰しも持っている性格特性(気質)である

とされています。

 

性格特性(気質)ということは、

病気・障害のように「薬を使って治療する」

というよりは「日常の中でどう付き合っていくか」

がより大切であるという見解も示されています。

 

いくつか調べてみたサイトや記事でも

本人の考え方や環境を変えるなどの工夫が必要

 

そして、

適切なカウンセリングを受けることが大切

 

そのような記述が目立ちました。

 

 

ここまで読んでくださって、

自分もその気質があると思い当たる方も

いられると思います。

 

 

ところが、

ここで私は大きな疑問が湧いてきます。

 

先日書いた瞑想の記事でも少し触れていますが、

多くの精神、心理にかかわる医師やカウンセラー

は、マインドの変化と外部環境の変更を

患者に促します。

 

つまり、

自分にかかわる周囲の環境を変えることと

自身の考え方を変えるよう指示をします。

 

では、

そう簡単ことではありませんが、

外部環境については大幅に変えることが

出来たとしましょう。

 

しかし、

心の在り方や気持ちの持ち方をテクニカルに

変更して、

自分自身の考え方をがらりと変えることが

本当に出来るでしょうか?

 

おそらく容易ではない

否、

とても困難なこと、この上ないはずです。

 

そして、

もう一点、大きな疑問を感じること。

 

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)自体が

気質の問題とほぼ結論付けていますが

本当にそうなのか?

 

 

もし、

気質だと結論付けられている

そのこと自体に誤りがあるとしたら

 

ご本人のカラダ全体の状態から

そのような心理状態に陥りやすいのだとしたら。

 

心理学、精神医学・・・等など。

たくさんの貴重な研究や一定の成果を決して

なおざりにして反論をしたい訳ではありません。

 

 

ただ、

マインド、メンタルといった言葉が飛び交う

そうした分野の仮説をいくつも見聞していると

その理論の多くが身体性を軽く見ている。

 

整体の視点から見ていると

そう感じざるを得ません。

 

心身一如とは

ここでも何度も書いてきた気がします。

 

私が書いてお伝えできることは、

ただ、ひとつ自分自身が目の前で見て

直接うかがってきた体験をベースにすること。

 

HSPはうつ病ではないことを踏まえて書き進めますが、

こうした事例があります。

 

うつの診断を受け、薬の処方をされている方が

過去に何人も当院に来院されました。

 

施術とご本人へお伝えしたセルフケアの継続。

そうしたことで精神的にも、体力的にも

見事に回復されていく経過を見てきたこと。

 

からだが元気になり、

本当はこの人はこんな性格をされていたのか

と感じることも多々あります。

 

元来の性格ではないかと診断結果が伝えられたものの

別の病院のところへ伺うと医師の見解が異なる。

 

そのような話を聞くことも少なくありません。

 

 

 

実際、

インターネットでご自分の症状を調べて

闇雲に不安を感じる方が後を絶たない状況です。

 

病名や症状名

あるいは、

それに類するものに当てはめようと

し過ぎるのではないか。

 

そんな風に感じるのです。

 

 

懸命に調べている研究者、学者さんが

便宜上、名称をつけることはやむを得ないこと

かもしれません。

 

ただ、

そうした概念に自分の心身の状況を

当てはまていくいことよりも

 

脳機能

そして、

自分の身体全体のシステムの正常な働き

を知ること

 

知識を得て、

自分に当てはまる症状や症候群の名称を見て

不安の中の安心を得ようとするより・・・

自分の身体丸ごとそのものを見つめる。

 

そうした態度で臨むことが

結果として自己の生命力を高める。

 

そのように感じます。

 

 

私の書いたことが唯一無二のに正しいこと

などとは全く思っていません。

 

脳幹の活性化を促すメソッドを指導している

身体を見つめる立場の人間のいち意見として

提案をさせて頂きました。

 

従来のメンタル系の方法論ではピンとこない方は、

 

自分を身体を整えることを出発点にして

思考や感情の一定のコントロールが可能な状態を

創り出す

 

こうした

整体的な視点と方法論も選択肢も試されるみると

良いのではないかと思います。

 

そんなスタイルを好まれる方はぜひ

当院にご連絡ください(^^)