過剰と自律神経

交感神経と副交感神経。

自律神経について語れると出てくる言葉ですね。

 

交感神経優位。

この言葉も患者さんへの説明等で医療現場ではよく使われているようです。

 

この文章を書きだして、すぐに、「ぼーっとしてんじゃねよ!」みたいなセリフを叫ぶ、頭部の大きい着ぐるみ少女キャラが、昨年のNHK紅白歌合戦に出ていたのを思い出しました。

まてまて。

現代の日本人に一番足りないものは何だろうか?

そう考えた時に、思い浮かぶのは・・・ボーっとすることなんではなかろうか。。。

 

そう。

ボーっと出来ないから、世界的には極端に精神の変調をきたしている人の多い国になってしまっている。心療内科や精神科の予約が一敗という話も身近ですら、よく耳にします。

 

あえて声を大にして言いたい。

もっと、ぼーっとしましょう、と。

 

昨年に来日されたドイツの哲学者で「新実在論」を唱えるマルクス・ガブリエル氏の番組が、以前にNHKで放送されました。

ほんの短期間の滞在でしたが、日本のシステムとそこで暮らす(特に大都会、東京)人々を的確に観察した彼の言葉が印象的でした。

 

一例をあげると、

「東京の鉄道の場合、人間のために鉄道があるのではなく、鉄道システム(の運行)のために人間がいる(合わせている)」

 

そして、ガブリエルはさらに言語化していきます。

正確な言葉は憶えていませんが、次のようなニュアンスです。

「素晴らしい成長と繁栄を遂げて、完璧なまでのシステムだ。しかし、ひどく抑圧的でもある」

 

今や東京だけではなく、日本人全体が感じているかもしれないこと。

ただ、彼の哲学の言葉を借りれば、「世界は存在しない」

 

言葉を補足すれば、「全体」としての「世界」は存在しない。

この哲学の話は、難解かつひどく面白い。

 

いずれ、自分なりの解釈ですが感想を綴ってみたい。

ただ、今はむずかしくて纏まらない(笑)

 

閑話休題。

兎にも角にも、ぼーっとする時間が短い、あるいは、皆無に近い日本人社会。

 

頑張ることが美徳。

社員を叱責、鼓舞することが美徳。

子どもを受験勉強漬けにして、良い学校に行かせることが美徳。

等など。

 

成果主義、効率主義、合理化主義・・・資本主義、拝金主義的な際限のない欲望の迷走は、そこに住み、暮らしを営む人間の行動習性、心理変化にも大きく影響を及ぼします。

 

なぜに、そこまで。

自律神経がバランスを崩すまで頑張る必要があるのか。

 

 

誰が、こんな社会を推進しているのか?

我々、日本人ひとりひとりが、社会の在り様を見つめ直し、自分なりの解釈で良いので(本質的には誰一人、自分なりの解釈でしか物事は見つめられないのだけど)、事象を俯瞰して見つめる哲学が必要であるように思います。

 

そして、自分の生き方にも、自ら問いかけてみること。

 

それは、人が作った規範や常識、ルールから派生するものではなく、

さらに、そのミニマムである親や教師や地域、あるいは、組織の良識や道徳律であるはずもない。

 

自分が、真にそうでありたいと、そう生きたいと思える自分を目指すための思考。

そして、そのことを常に意識し、腑に落としていきながらの日々の行為。

 

自分の心に嘘のない毎日を送る人の笑顔は、ウソがなく、清々しく

まあるいスマイルとなる気がします(^-^)

 

 

 

そこに至るに必要なことは、

過剰はでなく、

 

「ゆったり」

「のんびり」

 

その様な言葉が似合うはず

 

人が何と言おうが、世の中がどう変わろうが、

僕自身はそのように生きますよ(笑)

 

頑張り過ぎている方は、ほんの少し、そんな風に意識してみると、思いのほか、生きることが楽になるように感じます。

 

無理せず、背伸びせず、ありのままに。

 

久しぶりのブログ。

お読みいただき、ありがとうございます。

 

これからものんびり書いていきます(笑)