治す ⇒ 解き放つ

整体を受けに来てくださる方々との会話の中でたくさんの気づきを頂いてきました。

特に昨年、一年間での自分自身の気づきは大きく、改めて強く感じたことがあります。

 

人は、他人を治せない。

 

その人の心身が整い、回復していくのは、ご本人の力以外の何物でもないということを。

 

多くの病院をはじめとする医療機関や、治療院が行っていることは、結果として現れてきている症状を抑え込むための処置であるということ。もちろん、医学的に、外科的に、薬理的に必要なことはあります。緊急の際に、外科的な処置を施さなければ救えないケースもあり、医学の大切は云うまでもありません。

 

 

 

それでも、緊急時を争うようなケースを除いて、日常的、慢性的な症状に対してさえも、あまりに自己治癒への信頼が失われているのではないだろうか。

日々、クライアントさんの心身と伴奏させていただく中、そのように感じることが多くなりました。

 

高度な医療、熟練の療術、最新の治療法。

これらをどんなに受けたとしても、前提となる心と体がバラバラの状態では、きっと治っていくものも良くならないのではないでしょうか。

 

必要な検査を受けて、不安要素を取り除いてくこと。

稀に見られる重篤なケースを発見し、早期に必要な治療を行うことも大切です。

では、それらのことを行った後、現代医学的に原因不明であったり、あまり打つ手がないからと諦めてしまって良いのか。

 

治す、治される、という他人任せをやめて。

治らねばならない、という思いもいったん脇に置いてしまって。

 

自分自身のお体に全幅の信頼を置き、余計な心配、不安から自らを解き放つ。

これが出来ると、結果として大きく症状も改善し、お体は治っていきます。

 

今、もし、あなたが心身のことで悩んでおられるならば、それは何がそうしているのか?

ご自身は、何に無理をしているのか?

何が心配で不安なのか、あるいは、不満を感じているのか?

 

たくさんの病院や治療院を巡った後、どうしようかと悩まれたのであれば、どうぞ、自分自身の心身と一度、しっかりと対話をされてみてください。

 

自ずと、見えてくるものがあります。

 

呼吸、飲食、動作、思考。そして、環境。

頑張ることをやめて、無理することをやめて、自分が本当に在りたい状態に一歩ずつで良いので、焦らず近づけていくこと。

 

今日もいらしたクライアントさんの皆さんと笑い話になりました。

「頑張り過ぎをやめることに頑張らないでね」と(笑)

 

自分を縛り、苦しめているのは、実は自分自身であったりします。

解き放って、それを受け入れ、味わう。

 

本当に自分が望んでいることに目を向けていきましょうね。

 

Kaori Muraji – 村治佳織 – Jesu, Joy of Man’s Desiring – Bach

 

世界中がHappyでありますように